断酒・禁酒 PR

【断酒・禁酒】1000日間断酒の道のりと断酒のマンネリ対策

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2023年の6月22日で、お酒をやめてから1000日が経過しました。

1000日も断酒を続けていると「断酒が習慣化して精神的にも楽なんだろうなぁ」と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。

その理由は、断酒のマンネリ化です。

マンネリ化すると断酒でもたらされるメリットが当たり前になり、毎日が物足りなくなってきます。

些細なことでイライラしやすくなり、心に余裕がなくることが多くなりました。。

そして忘れかけていた飲酒欲求も思い出すことに、、

もちろん思いとどまりましたが、習慣化の怖い一面に気づくキッカケにもなりました。

そこでこの記事では、1000日間断酒した経験をもとに

「断酒1000日達成までの道のり」と
「断酒のマンネリ対策と飲酒欲求を抑える方法」

を紹介します。

断酒を続けていくと生活全般の質が上がるのは間違いありません。

マンネリを上手く乗り越え、有意義な人生を楽しみましょう

この記事を書いた人
約20年間の大量飲酒を反省し、2020/9/25から断酒を継続中のランと登山が好きな人

断酒1000日達成までの道のり

道のり
ここでは、20年以上、毎晩酩酊するまでお酒を飲んでいた筆者が、お酒をやめてから1000日経過するまでの道のりを共有します。

まず、なぜわたしがお酒にハマってしまったかというと、

  • お酒を飲むと幸せになれる
  • お酒は寂しさを癒してくれる
  • お酒は世界を曖昧にしてくれる
  • お酒はストレスを解消してくれる
  • お酒をたくさん飲めると粋でカッコいい

という典型的な勘違いをしていたからです。

子どもの頃から「お酒は人生に必要なものだ」と、TVや周りの大人から刷り込まれてきたので、お酒を飲まない人生なんて考えられませんでした。

しかし、お酒を飲めば人生が充実するというのは、アルコールを売りたい人たちのマーケティングにすぎません。

そのような刷り込みから抜け出せたのは、コロナ禍がきっかけでした。

社会が激変する中、アルコールで脳を溶かし、ダラダラ時間を無駄にする自分に危機感を覚え、

「このままいったら人生絶対後悔する、もっと毎日を楽しみたい」

と思うようになり、お酒をやめる決意をしました。

しかし「お酒が人生になくてはならない」と思っていた人間がお酒をやめるのは、かなりの苦しみをともないます。

特に苦しかったのは、お酒をやめた最初の3週間です。

太陽が沈むと脳がアルコールを求めはじめ、それを抑えるために毎晩6缶パックのノンアルビールを飲む毎日。

頭痛、不眠、倦怠、情緒不安などの離脱症状も起こり、体からアルコールを抜く大変さを思い知りました。

この時期に必要なのは「絶対に飲まない」という断固たる決意です。

最初の3週間を乗り切れば、だんだんと離脱症状も楽になってきます。

以下にザックリと、わたしが感じた断酒のツラさをまとめてみました。

  • 開始3日間:最高にキツい
  • 開始3週間:かなりキツい
  • 開始1ヶ月:ちょっとラクになってきた
  • 開始3ヶ月:だいぶラクになってきた
  • 開始6ヶ月:断酒の嬉しい効果を実感できる
  • 開始1年 :断酒が楽しくなってくる
  • 開始500日:断酒がほぼ習慣化
  • 開始2年 :断酒がマンネリ化
  • 開始1000日:マンネリ克服

お酒をやめて3ヶ月目くらいから、アルコールの記憶が脳から薄れていくので、精神的にもだいぶラクになってきます。

そしてだんだんと断酒の嬉しい効果も実感できるようになります。

わたしにとっては脳の機能が回復し、身体が若返ったことが1番の喜びでした。

断酒して2年も経つと、お酒を飲まないことが当たり前になってきます。

しかし、断酒でもたらされるメリットを当然と思うようになると、毎日が物足りなく感じるようになりました。

そうなると、些細なことでイライラしてしまい、そのストレスを発散するために「アルコール」という選択肢が浮かぶように、、

さすがにここまで積み上げてきた努力を無駄にしたくないので、どうすればマンネリを解消し飲酒欲求を抑えられるか、を考えてみることにしました。

次項でその方法を紹介します。




断酒のマンネリ対策と飲酒欲求を抑える方法


なぜ断酒がマンネリ化し、お酒が飲みたくなってしまうのか?

わたしの場合、その理由は3つありました。

  1. 断酒が当たり前になり、そのメリットを忘れてしまった
  2. 変わり映えしない毎日に飽きてしまった
  3. 1と2が引き金となり、お酒で誤魔化してきた自分の弱さが表面化してきた

これらが重なると、ちょっとした不満でもついイライラしてしまい、飲酒欲求が湧き上がってきます。

そこでどうすれば飲酒欲求を抑えられるのか、その対処法を考えてみました。

断酒効果が当たり前になり、そのメリットを忘れてしまった時の対処法

原因1の「断酒効果が当たり前になり、そのメリットを忘れてしまった」時の対処法は、

  • なぜお酒をやめようと思ったのかを思い出す
  • 今まで断酒で得られたメリットを思い出す

ことです。

1日1度、これらを思い出すことで、

  • またダラダラと時間を浪費してもよいのか?
  • 断酒で得られた健康と若さを失ってもよいのか?
  • お酒を飲んでしまうとお金が無駄になるぞ

と考えられるため、飲酒欲求を抑えることができます。

また断酒という行為は、健康や若さや時間をタダで手に入れられるので「途中で止めるのはもったいない」と考えるのもオススメです。

変わり映えしない毎日に退屈してしまった時の対処法

続いて原因2の「変わり映えしない毎日に退屈してしまった」時の対処法は、

意識して生活に変化をつける」ことです。

毎日、同じことの繰り返しだと、脳に刺激が届かず、精神的にもよくありません。

そうなるとイライラしやすくなり、アルコールのような簡単にストレスを発散できるものを求めてしまいます。

それを防ぐために、小さなことからでもよいので、いつもと違うことを生活に取り入れることが必要です。

わたしの例でいうと、以下のことにチャレンジしてみました。

  • 通勤路を変え、いつもより歩く距離を増やしてみる
  • 今までの趣味とは違う映画や本にチャレンジしてみる
  • 食の趣味を変えてみる(エスニックやベトナム料理など)

いつもと違う新しい刺激は、頭の中に溜まったゴミをスッキリ取り除いてくれます。

わたしも半信半疑でしたが、実際に試したところ心のモヤモヤがなくなり、頭が軽くなった感じがしました。

人は変化を起こすことが苦手な生き物ですが、面倒を乗り越え新しい刺激を入れると、日々の生活に活力が生まれます。

その活力が飲酒欲求を抑えることにもつながります。

お酒で誤魔化してきた自分の弱さが表面化してきた時の対処法

3つ目の「お酒で誤魔化してきた自分の弱さが表面化してきた」時の対処法は、

ありのままの自分を許容すること」です。

  • 仕事のミスで落ち込んだ時
  • 人付き合いにストレスを感じた時
  • どうでもいいことにイライラした時

そんな時、自己嫌悪にならず「まっいいか」と開き直ると、心が前向きになります。

大人になると、そう簡単に自分の性格を変えることはできません。

変えようとして苦しむくらいなら、うまく折り合いをつけ前に進んだほうが、精神的にも楽になります。

お酒で誤魔化していた自分の弱さをシラフで対応するのは辛いことです。

しかし、お酒を飲んでも何も解決はしません。

思い切って今の自分を受け入れ、前向きに毎日を過ごしてみましょう。

わたしの場合は、そうすることで自然と飲酒欲求が消え、断酒1000日を達成することができました。

断酒の継続は、必ずあなたの人生を幸せにします。

飲酒欲求におそわれても今回紹介した対処法を参考にし、お酒のない人生を楽しんでいただければと思います。

【参考】断酒・禁酒のお助け本


酒ジャーナリストである著者が、各分野14の専門医に「アルコールが人間に与える影響」を取材し、まとめた1冊

この本の趣旨は「健康的に酒を楽しみたい」というものですが、専門医からは「アルコールは体や脳に良いことは何もない」「すべての病気の根源になる」と言われ、著者が追い詰められてしまいます……

客観的な目線と科学的根拠をもとに「アルコールの基本からアルコールが人体に及ぼす害」についてが、分かりやすくまとまっているため、アルコールのリスクを確認できる本としておすすめです。


大酒飲みだった作家(元パンクロッカー)の断酒エッセー。
断酒に対する考え方が面白く、ためになる名言がたくさん出てきます。
断酒を手助けしてくれる良書です。


アルコール依存症専門医が書いた「お酒のない人生」をサポートしてくれる本です。
お酒のデメリットや、お酒をやめて起こるメリットを丁寧に解説してくれています。
具体的な「節酒・禁酒術」の解説もあり、お酒をやめたい人にぜひ読んでもらいたい一冊です。

こちらの記事でも断酒関連のおすすめ本を紹介しています。
【断酒・禁酒のお助け本】お酒に負けない知識が学べるおすすめ本一覧
断酒を成功させるには、アルコールの正体を知ることです。
正しい知識を手に入れ、お酒に打ち勝ちましょう!

まとめ:断酒のマンネリを克服し、お酒のない人生を楽しもう

「断酒1000日達成までの道のり」と「断酒のマンネリ化対策と飲酒欲求を抑える方法」を紹介してきました。

断酒がマンネリ化すると、断酒でもたらされるメリットを忘れてしまい、ついイライラしやすくなります。

そうなると心のモヤモヤを何かで解消したくなり、飲酒欲求が顔を覗かせます。

それを防ぐためには、以下のような対処法が有効です。

  • なぜお酒をやめようと思ったのかを思い出す
  • 今まで断酒で得られたメリットを思い出す
  • 意識して生活に変化をつけ、脳に新しい刺激を与える
  • ありのままの自分を許容し、自分の性格にうまく折り合いをつける

断酒は健康、時間、若さ、お金が手に入る最高の生活習慣です。

うまく飲酒欲求を抑えマンネリを乗り越えれば、生活全般の質が向上し良い人生を送れます。

あなたの未来のハッピーのために毎日コツコツと断酒を積み重ねていきましょう




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ウエッキー
ランニングと山が好きな人

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