断酒・禁酒

【断酒・禁酒のメリット健康編】お酒をやめて体の機能を回復させよう

本記事では、2020年の9月から断酒をはじめた元大酒飲みが、自身の視点で「お酒をやめることで得られる健康的なメリット」を紹介していきます。

「お酒の飲み過ぎで健康が気になる」
「断酒・禁酒して健康になりたい」
「お酒をやめるとどんなメリットがあるの?」

という人に役立つ内容です。

もし、あなたが1台の車に一生乗ることになったら、きちんとメンテナンスして、きれいに乗りますよね。

自分の体もそれと同じで、乗り換えができません。

アルコールは、そんな大切な体をサビつかせる有害な飲み物です。

アルコールをやめれば、体や顔つきが若返り、考え方もポジティブになります。

そして重大な病気のリスクも軽減し、健康寿命もアップします。

この記事が、これからの長い人生を若々しく、健康でいられるキッカケとなれば嬉しく思います😌

アルコールの正体

断酒・禁酒の健康メリットを紹介する前に「なぜお酒が体に悪いのか」をかんたんに紹介します。

お酒の正体は「エチルアルコール」という依存性のある薬物です。

この薬物が肝臓で分解される時、「アセトアルデヒド」と「活性酸素」が発生します。

この2つの物質が身体に害をもたらす主犯格です。

アセトアルデヒドは、がんを誘発させる怖い物質です。

活性酸素は肌の老化を早め、体をサビつかせる原因となります。

また肝臓はアルコールを分解している間、他の老廃物を処理できません。

フィルター機能が正常に働かないので、体の負担が大きくなり、さまざまな障害が起こります。

他にも、アルコールを大量に飲むと脳がバグるので、

  • 記憶力の低下
  • 思考力の低下
  • 精神不安

の原因にもなります。

ちなみに適量ならお酒は体に良いという世間の認識ですが、最新の研究では少量でもアルコールは体に悪いと結論づけています。
※詳細は医学雑誌Lancet(ランセット)をご覧ください。原文は英語ですが、翻訳機能を使うと読めます。

そんな体に悪いアルコールをやめると、体にどんな変化が起こるのでしょうか?

そこには嬉しい効果がたくさんありました。




断酒・禁酒することで改善する体の機能

老化防止と若返り


お酒をやめると、臓器の負担が緩和されます。

負担が緩和され、各臓器の機能が正常に戻れば、

  • 血流の改善
  • 老廃物の除去
  • 栄養素の消化・吸収

などがスムーズに行われ、健康な肉体を維持できます。

健康な肉体を維持できれば、体が劣化しにくくなり、老化を遅らせることができます。

また体の内側の機能が正常になると、肌質の改善にもつながるため、見た目も若々しく変化します。

その代表例となる人が「郷ひろみ」さんです。

郷さんは「黄金の60代」を迎えるべく、56歳で断酒を始め、66歳となる現在でも断酒を継続しています。

郷さんの若さは、単なる若づくりではなく、内側から輝く若さですよね。

テレビで血管年齢を測定したときは20代だったそうです。

わたしもお酒をやめて半年くらいたったころから、周りの人たちに「見た目が変わった」「少し若返った」などと言われるようになりました。

これも臓器が正常に機能してくれているおかげです。

とくに重要な臓器は肝臓と腎臓。

肝臓の役割:有害物質の解毒と、体に必要な栄養素を分解し、血液中に送り出す
腎臓の役割:血液中の老廃物を尿として排出し、血液をサラサラに保つ

適量以上にお酒を飲んでいる人は、これらの臓器に負担がかかっているため、注意が必要です。

しかしある程度、断酒を継続できれば正常に戻ると言われています。

断酒はお金をかけずにできる、効果的なデトックス法です。

日々継続することで、郷さんのように内側から輝く体になれるかもしれませんね。

続いては、脳機能の回復について紹介します。

脳機能の回復

お酒をやめると脳の回路が正常に戻り、脳機能が回復します。

なぜなら、アルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳萎縮や精神不安を引き起こす原因だからです。

  • 毎晩、適量以上飲んでいる(ビール500ml以上)
  • 二日酔いで気分が悪い
  • 前日の記憶がないことがよくある

これら1つ1つの行動が脳にダメージを与えています。

わたしも長年に渡り毎晩、酩酊するまで飲んでいました。

その結果、

  • 物覚えが悪くなる
  • 頭の回転が悪くなる
  • 話の内容が理解するまで時間がかかる

などなど、脳のパフォーマンスが劣化してしまいました…

頭が麻痺した状態で、テレビやスマホをダラダラ見ていただけなので、当然といえば当然ですね。

また、大量飲酒者はアルコール性認知症になる人が多いという調査結果もあります。

体の臓器がアルコールの分解を優先するため、ビタミンなど脳に必要な栄養素が欠乏し、脳内に行き渡らないためです。

しかし、人間の脳はすごいもので、ダメージを受けても、ある程度断酒を行えばその機能は回復するという研究結果が出ています。

わたしもその研究結果を信じ、断酒を継続したところ、半年くらい経った頃から、

  • 頭の奥底にある言葉を見つけだせる
  • 2、3日前の出来事でも、記憶をたどり思い出せる
  • 仕事で結論を出すための道筋をうまく考えられる

など、ようやく脳の回復が実感できるようになりました。

だんだんと脳の回路がつながっていくといった感覚です。

みなさんも昔に比べ、脳のパフォーマンスの低下を感じませんか?

その悩みは、お酒をやめることで解決できるかもしれませんよ。

それに、脳の機能が回復すると精神的にも良い作用があるんです。



精神の安定

お酒をやめると脳のストレスがなくなり、精神的にも安定します。

わたしはお酒をやめてから、頭の中にあったモヤモヤが晴れ、ポジティプな思考になれました。

以前は、お酒には

  • ストレスを軽減してくれる
  • 精神をリラックスしてくれる
  • 1日の疲れを癒してくれる

などの効果があると信じ、1日頑張ったご褒美として飲んでいました。

しかし、飲めば飲むほど脳にストレスを与え、その結果、精神に悪い影響が出るように…

わたしの場合、小さな不安をどんどん掘り下げ、不安を大きくし、自分自身を苦しめていました。

その苦しみから逃れるために、何も考えられなくなるまで、お酒を飲む悪循環。

今考えると、脳がアルコール漬けになっていたせいで、情緒が不安定になっていたと思います。

お酒をやめてしばらくすると、不安を追いかけることが無くなり、前向きになれるようになりました。

自分じゃどうにもならない出来事なども「まぁ、しょうがないな」「まっ、いいか」と、いい意味でいい加減になれ、心が楽になりました。

お酒をやめる前と後で思考が変わり、自分でも断酒の効果に驚いています。

アルコールは怒りや不安を増大させ、精神に悪影響を与える飲み物です。

生きづらさや不満を解消するために飲んでいても、何の解決にもなりません。

シラフな状態で自分と向き合うことが精神の安定につながり、心の重りを少しでも軽くできるはずです。

最後は、病気のリスク低減について紹介します。



病気のリスク低減

お酒をやめると、さまざまな病気のリスク低減につながります。

なぜなら、アルコールはWHOから「健康被害の最大のリスク要因」と見なされている危険な薬物だからです。

下記のイラストは適量飲酒のメリット(白丸)と、大量飲酒により引き起こされる病気(緑丸)を示しています。

これを見てみると、明らかに害の方が大きいですよね。

出典元:日本医事新報 4050号(2001年)から引用

1度でも大きな病気にかかってしまうと、治すのに時間とお金がかかります。

飲まないだけで、がんや生活習慣病などの病気のリスクを減らせるなら、飲まないにこしたことはありません。

ちなみに厚生労働省が定めたアルコールの適量は、1日20gです。

これは男性の基準で、女性は10gから13gとされています。

具体的な目安でいうと、以下の通りです。

この量で満足できる酒飲みは一体どれほどいるでしょうか?

アルコールは依存性のある薬物なので、その危険性を認識していないと飲みすぎてしまいます。

自分でコントロールできるなら、お酒で苦しんだり、お酒で問題を起こす人はいないはずですよね。

また最新の研究結果では、少量のアルコールでも体に害があることが指摘されています。

その根拠となるのが2018年8月に世界的権威のある医学雑誌Lancet(ランセット)に掲載された論文です。

この論文では、お酒を飲んでいる人を対象に「アルコール起因の病気や死亡の原因」を多方面から分析したもので「健康リスクを最小化したいなら、飲酒量はゼロがいい」と結論づけています。

このあたりの詳細は「そろそろ、お酒やめようかな と思ったときに読む本 」にやさしく解説されています。

健康は財産です。

人間の体は丈夫なので多少の無理がききますが、それがいつまで続くかわかりません。

1つしかない自分の体を守れるのは自分自身です。

病気のリスクがなくなり、健康寿命が伸びれば、いくつになってもアクティブに過ごます。

豊かな人生を過ごすためにも、お酒をやめて体を労りましょう!

【参考】断酒・禁酒のお助け本


お酒をやめたい!と思ったらまず読むべき一冊。
お酒に対する見方が変わるロングセラー本です。


アルコール依存症専門医が書いた「お酒のない人生」をサポートしてくれる本です。
お酒のデメリットや、お酒をやめて起こるメリットを丁寧に解説してくれています。
具体的な「節酒・禁酒術」の解説もあり、お酒をやめたい人にぜひ読んでもらいたい一冊です。


大酒飲みだった作家(元パンクロッカー)の断酒エッセー。
断酒に対する考え方が面白く、ためになる名言がたくさん出てきます。
断酒を手助けしてくれる良書です。

こちらの記事でも断酒関連のおすすめ本を紹介しています。
【断酒・禁酒のお助け本】お酒に負けない知識が学べるおすすめ本一覧
断酒を成功させるには、アルコールの正体を知ることです。
正しい知識を手に入れ、お酒に打ち勝ちましょう!

まとめ:断酒は最高のアンチエイジング

お酒をやめることで得られる健康的なメリットを紹介してきました。

そのメリットは以下の通りです。

  • 老化防止と若返り
  • 脳機能の回復
  • 精神の安定
  • 病気のリスク低減

通常、これらのメリットはサプリメントやエステなど、高いお金をかけて手に入るものですが、お酒をやめれば0円で手に入ります

いつまでも若々しくアクティブに活動できると、人生の幸福度が確実にアップします。

そのためにもお酒をやめて、これからの長い人生を健康で乗り切りましょう!

この記事が断酒のモチベーションアップにつながれば嬉しく思います。

それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました!




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ウエッキー
ランニングと山が好きな人

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