登山

【厳選30冊】山好きに読んでもらいたいオススメ本を「カテゴリー別」に紹介します!

山岳小説から登山に役立つ情報まで、山が好きな人に読んでもらいたい本をまとめてみました。

この記事はこんな人にオススメです。

・山関連の面白い本を読みたい人
・登山に役立つ知識を学びたい人
・いろんな登山コースを知りたい人
・初心者からステップアップしたい人
・山に行きたいけど行けない人

そんな人たち向けて、自分が実際に読んだ本の中から「面白くて役立つ本」を、カテゴリー別に紹介します。

小説やノンフィクションものなどは、時間がたつのを忘れて没頭できる名作を集めました。

山関連の実用書はその道のプロが書いているので、有益な情報がたくさん学べます。

私が登山をはじめたばかりの頃は、まわりに教えてくれる人がいなかったので、役に立ちそうな本を買いあさり、そこから登山の基礎を学びました。

読むといろんな用語を覚えられたり、へーっとうなずくことがたくさんあります。

どれも今すぐ山に行きたくなるような本ばかりです。

カテゴリー別に目次をまとめてあるので、気になるところからのぞいてみてください。

目次
  1. 山のノンフィクション・エッセイ
  2. 山のマンガ
  3. 山の小説
  4. 登山家本
  5. コースガイド本
  6. 登山入門
  7. 地図読み
  8. 山の気象
  9. 山で役立つ知識本
  10. 山ごはん
  11. 登山式の防災術
  12. まとめ

山のノンフィクション・エッセイ

小屋番三六五日 / 山と溪谷社


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山小屋を管理する小屋番さんたちのエッセイ集

全国53もの山小屋のお話が収録してあります。

この本を読むと山小屋運営の苦労と、小屋番さんの偉大さがわかります。

一度お世話になった山小屋のお話を読むと、感謝の念が湧いてきますよ。

気になる小屋を見つけたら、ぜひ訪れてみてください。

オオカミの護符 / 小倉 美惠子 (著)

川崎の農家で著者が目にした「オオカミの護符」。

その護符の意味を求めて、関東甲信の山々をめぐり、「山岳信仰・オオカミ信仰」をひもといていく一冊です。

関東で山を登る人なら馴染みのある御岳山の「御嶽神社」や、雲取山の登山口そばにある「三峯神社」が舞台です。

これらの神社の狛犬がオオカミなのはご存じですか?

その謎がこの本に興味をもったきっかけでした。

奥多摩や秩父の山に生息していたニホンオオカミが、なぜ信仰の対象になったのかがわかる、興味深い良書です。

激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km / NHKスペシャル取材班 (著)


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日本海の富山湾をスタートし、北アルプス、中央アルプス、南アルプスの標高3,000m級の山々を越え、ゴールは太平洋の駿河湾

総距離415kmを8日以内で走る、日本一過酷山岳レースです。

最低限の参加資格が「フルマラソンを3時間20分以内」、または「100kmマラソンを10時間30分以内」。

そして十分な山岳経験とリスクマネジメントができて、はじめてレースの予選に進めます。

そんな猛者たちが己の限界を超えボロボロになりながら、レースと向き合いゴールを目指す姿は感動します。

選手一人ひとりにドラマがあり、どれも興味深いです。

何かを頑張りたい人が読むと、勇気づけられる一冊です。

山のマンガ

孤高の人 / 作画:坂本眞一 原案:新田次郎


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新田次郎の小説「孤高の人」が原案で、全17巻完結。

この漫画の魅力は2つあります。

1つはリアリティあふれる画力です。

人物はもちろん、クライミングギアや山岳風景の表現力も素晴らしく、心動かされます。

1巻はそうでもないですが、5巻くらいから画力があがり、最終章のK2東壁編はもはやアートです。

もう1つは主人公の人間性。

自分勝手で内向的な性格の主人公が、社会のしがらみから逃れるために、山へ没頭するのがストリーの筋です。

そんな主人公が幾度も死線を乗り越えたり、結婚し子供が生まれた後におこる心境の変化が面白いです。

不器用ながらも成長する主人公を、いつの間にか応援してしまいます。

厳冬期北アルプス全山縦走編、K2東壁編が一押しです。

神々の山嶺 / 作画:谷口 ジロー 原作:夢枕 獏


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夢枕獏の同名小説が原作で、映画になるほどの名作です。

小説の世界を作画で見事に表現していて、あらすじも小説とほぼ変わりません。

谷川ジローが描く羽生丈二はザ・山男といった感じで、とても人間くさく描かれています。

谷川岳の登攀場面や、グランドジョラスでの遭難時の描写もリアルで、小説では想像しにくかった場面も漫画だと一目で分かり、グイっと物語に引き込まれました。

なかでもエヴェレスト冬期南西壁編は圧巻

全5巻とボリュームもちょうどよく、読んだ後の充実感が心地よい作品です。

岳 / 石塚真一 (著)


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民間山岳救助ボランティアの主人公が、山で遭難した登山者を助ける山岳救助物語

1~2話完結のストーリーなので、すらすら読めます。

ベテランから認識の甘い登山者まで、さまざまな人物の遭難パターンが描かれ、読みごたえがあります。

主人公はどんな状況でも全力で遭難者を助けるので、自然と親しみと温かみを感じるはずです。

ハッピーエンドばかりでなく、山の厳しさも描かれているので、自分への注意喚起にもなります。

孤高の人が「陰」のイメージならこちらは「陽」です。

主人公のエピソード回が何話かあり、個人的にはそれが一番お気に入り。

全18巻、山を登る人であれば一度は読んでもらいたい作品です。

岳人(クライマー)列伝 / 村上もとか (著)


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講談社漫画賞も受賞した山岳漫画の隠れた名作

8つの物語が収録されており、ヒマラヤ、日本、ヨーロッパアルプスが舞台です。

物語はどれも印象的で、クライマー達のむき出しの感情がよく描かれていています。

個人的には「北壁」と「ザイル」がオススメ。

1982年度の作品ですが、色あせない面白さで、山好きのあいだでも人気の1冊です。

山の小説

神坐す山の物語/ 浅田 次郎 (著)


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鉄道員(ぽっぽや)などで有名な直木賞作家、浅田次郎の短編集

「神坐す」とは「かみいます」と読みます。

舞台は、奥多摩御岳山

浅田次郎の母方の実家が御岳山宿坊を営み、なおかつ武蔵御嶽神社神官を務める家系なのはご存じですか?

この本は幼かった著者が、御岳山で見聞きした神秘的で不思議な体験をまとめたお話です。

この本を読んだあとに、御岳山や御嶽神社を訪れると物語の背景がわかり、よりいっそう楽しめますよ。

ちなみに物語に出てくる宿坊、「山香荘」は実際に存在します。

孤高の人 / 新田 次郎 (著)


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不死身加藤」と呼ばれた、実在の人物がモデルの山岳フィクション小説です。

元ネタとなったのは、加藤文太郎(著)の「単独行」。

舞台は昭和初期、戦前のきな臭い社会情勢の中、人付き合いが苦手で自分を上手く表現できない青年が、やり場のないエネルギーをぶつける場所として見つけたのが山でした。

そんな文太郎が、社会や人間関係のしがらみを振り払うように、山へ傾倒する姿が描かれています。

今みたいな高機能な登山道具がない中、創意工夫をしながら、厳冬期の山々を制覇していく描写が面白いです。

孤独な青春時代と、結婚してからの心境の変化も見どころの一つ。

「山岳小説家」とも呼ばれる新田次郎の代表作でもあります。

作品自体は古いですが、若い人にもぜひ読んでもらいたい傑作です。

神々の山嶺 / 夢枕 獏 (著)


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夢枕獏が描く山岳小説の金字塔

この小説には2つのテーマがあります。

1つは、実在の登山家ジョージ・マロリーがエベレストを初登頂したかどうか。

もう1つは、孤高の天才クライマー・羽生丈二の生き様と挑戦

本作の語り手であるカメラマンの深町が、この2つのテーマをつなぎ合わせ、物語が進んでいきます。

見どころは、羽生が己の全てをかけて挑戦する、エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂

サスペンス要素もある約1,000ページの超大作ですが、はじめから終わりまで、すらすらと読み進められます。

読み終わったあとの充実感を約束できる山岳小説の名作です。

登山家本

青春を山に賭けて / 植村 直己 (著)


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夢に向かって行動する」、よく聞く言葉ですが、植村直己ほどこの言葉が似合う男はいません。

本書は山と出会ってから、ヨーロッパ登山を夢見て世界を放浪し、
・アマゾン川の60日間イカダ下り
・日本人初のエベレスト登頂
・世界初5大陸最高峰を制覇
するまでの冒険が描かれています。

とにかく熱意と行動力が凄い人です。

冒険前後のエピソードもおもしろく、
・言葉も話せないのにアメリカへ渡り、ピザが切れても働き続けたので、不法就労者として逮捕。
・ヨーロッパのスキー場でスキー経験がないのに、滑れるといったジェスチャーだけでバイトに合格。
などノンフィクションとは思えない青春を謳歌していますw

誰からも愛される植村直己の人間力がにじみ出た、おもしろくて前向きになれる一冊です。

新編 単独行 / 加藤文太郎 (著)


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昭和初期に活躍した伝説の登山家、加藤文太郎の登山手記

マンガや小説で描かれた加藤文太郎像はフィクションですが、この本ではリアルな加藤文太郎を感じることができます

地下足袋がトレードマークで、「不死身の加藤」の異名をもちながらも、普段は普通の会社員として働き、実直な人柄が手記からも伝わってきます。

当時としては異例である、雪山の単独山行について細かく書かれていて、なかでも厳冬期北アルプス縦走についての記述は必見です。

登山黎明期の山岳状況や装備の苦労も見どころの一つ

山への不安や、それを取り除くための入念な準備も勉強になります。

単独行する人にはイチ押しの一冊です。

コースガイド本

ヤマケイ アルペンガイド


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山岳エリア別の登山ガイドブック

「どの山に行こうかなぁ」と悩んだとき、いつもお世話になっています。

初めて行く山の情報を前もって調べられるので、登山計画を立てる上でとても便利です。

付録の地図はコースタイム付きで、実際の山行にも使えます。

コース紹介や周辺情報(駐車場、温泉など)も充実していて、読んでるだけでも楽しいガイド本です。

分県登山ガイド


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都道府県ごとの登山ガイドブックです。

こちらもわかりやすい解説で、登山に必要な情報がコンパクトにまとまっています。

その地域のマイナーな山の情報も充実しているので、静かな山登りを楽しみたい方にもオススメです。

アルペンガイドと合わせて持っていると、山行レパートリーが増え、いろいろな山が楽しめますよ😀

日本百名山登山ガイド / 山と溪谷社


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日本百名山に特化したガイド本です。

ヤマケイ本なので、情報量も安心。

長期連休の計画などで、普段行かない場所の名山を探すときに参考にしてます。

百名山ハンター目指すなら、あると便利な一冊です。

日帰り山あるきベスト130 関東周辺 / JTBパブリッシング


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日帰りで楽しめる、関東周辺の魅力的な山が詰まった一冊

電車やバス、マイカーでのアクセスが便利な山が多数、紹介されています。

「パノラマコース」「花や森コース」「ビギナーコース」など、テーマ別でコースを選べるのも便利です。

130ものコースを紹介してるので、さまざまなレベルの人の山選びに役立ちます。

登山入門

ヤマケイ登山学校 登山入門 / 佐藤 勇介 (監修)


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「これから登山をはじめたい」
「登山をはじめたけど、基礎が不安」
「人に頼ってばかりなので、自立したい」

そんな悩みを解決するのが、「山歩きの基本が学べる」この本です。

登山計画の立て方、必要な装備、山の歩き方、小屋泊、テント泊、トラブル対応まで登山の基礎知識とテクニックが満載。

基本を確認することもできるので、中上級者にもオススメです。

人に教えるときにも役立ちます

2019年3月初版が発売されたので、記載情報も最新です。

はじめてのテント山行 「登る」&「泊まる」 徹底サポートBOOK / 栗山 祐哉 (監修)


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テント泊登山に特化した一冊

初めて山でテントを張る人には心強く、経験者も新たな気づきを得られます。

テント設営時のコツやロープワークなどは、写真付きで解説。

テント泊の装備からテントの撤収まで、本の題名通り徹底サポートしてくれます

地図読み

地図を読むと、山はもっとおもしろい! コミックだからよくわかる 読図の「ど」 / 鈴木みき (著)


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地図読み初心者の入門書

地図読みに興味があるけど、敷居が高そう。
読図ってどういうものだろう?

といった人向けに、地形の読み方や地図用語、コンパスの使い方など、読図の基礎知識をマンガで気負わず学べます

山岳読図ナヴィゲーション大全 / 村越 真 (著), 宮内 佐季子 (著)


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山岳読図会の第一人者である、村越さんが手がけた読図本

初心者から上級者まで、読図を本気で学びたい人にオススメです。

読図に必要な基礎知識から実践に役立つ技術まで、わかりやすく解説してあります。

道迷いを防ぐテクニックや知識を学べるので、ソロや雪山をやる人に読んでもらいたい一冊です。

山の気象

山岳気象大全 / 猪熊 隆之 (著)


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山岳気象を基本からを学べる良書です。

著者は山岳専門の気象会社「ヤマテン」を運営する、日本の山岳気象予報士の第一人者

天気予報の基本から、季節別・山域別の山岳気象まで、幅広い知識をわかりやすい解説で学べます。

安全登山のためにも、手元に置いておきたい一冊です。

山の観天望気 / 猪熊 隆之 (著)


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ヤマテン代表、猪熊さんの人気講習会「山の観天望気」の内容をまとめた本です。

写真やイラストを多用しているので、初心者でもわかりやすく学べます。

変りやすい山の天気を、雲の様子から予測するテクニックが満載

どんな雲が悪天の予兆かわかるようになるので、山でも街中でも役立ちます。

山で役立つ知識本

葉っぱで調べる身近な樹木図鑑 / 林 将之 (著)


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山や公園などで見かける樹木を約250種おさめた樹木図鑑

登山道の樹木が「きれいだな」って思っても、「名前が分からないっ」という経験ないですか?

この本はそんな悩みを解決してくれます。

樹木の特徴がわかりやすく説明してあり、カラー写真もきれいなので、眺めてるだけでも楽しい図鑑です。

高山植物ポケット図鑑 / 増村 征夫 (著)


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250種もの高山植物が写真付きで案内されています。

花の特徴(色・形)ごとに分類されているので、花の名前を調べるのに便利です。

ポケットサイズなので、山歩きのおともにもなりますよ🙂

写真と図で見る ロープとひもの結び方大全 / ロープワーク研究会 (著)


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日常使いから防災、アウトドアまで、覚えておくと便利なロープワークが紹介されてます。

写真と図で案内されてるので、とてもわかりやすいです。

クライミングではロープワークが必須ですが、一般登山でも覚えておくと、もしものときに役立ちます

いろんな結び方が載っているので、見てるだけでも楽しい一冊です。

山ごはん

萩原編集長の山塾 秒速! 山ごはん / 萩原 浩司 (著), げんさん (著)


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短時間で簡単に調理できる、山ごはんのレシピ本です。

目からウロコなレシピが約70。

山で使いやすいコンビニ食材やスナック、缶詰などを使用した、魅力的なレシピを紹介しています。

調理時間も30秒から5分以内、できあがり写真も美味しそうなものばかりです。

制限の多い山の中でも簡単にできる料理が満載なので、ぜひ試してみてください🙂

メスティン自動レシピ / メスティン愛好会 (著)


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メスティンは軽量、コンパクトで、熱伝導率が高い調理器具です。

この本はそんなメスティンに食材を入れ、固形燃料に着火するだけで完成するレシピがまとめてあります。

「炊く」「煮る」「蒸す」「焼く」のカテゴリー別で紹介され、どれも手間がかからない簡単レシピです。

最近では100円ショップでも見かけるようになったメスティン。

普段使いもできる、便利で楽しい調理器具です。

登山式の防災術

もしも…に慌てない 登山式DE防災習慣 / 鈴木みき (著)


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この本は「登山経験を防災にどう活かすか」を、わかりやすい説明とイラストで教えてくれます。

電気水道ガスがない状態での行動、もしもの時の落ち着いた判断力など、登山と防災の共通項は多いですよね。

登山式の防災術がカテゴリー別で紹介されており、災害時に役立つ知恵がたくさんあります

もしもの時にどう行動するかなど、自分の頭を整理するのにも役立ちました。

防災力がアップする本としてオススメです

まとめ

山関連の「面白くて役立つ本」を紹介してきましたが、気になる本は見つかりましたか?

小説やマンガは、自分では行けないような山や経験を疑似体験できるので、山へのモチベーションがあがります👍

地図読みや山岳気象の本は、山でのリスク軽減に役立つので、安全登山のため、ぜひ読んでみてください。

登山は自分の力で登って下るシンプルなアクティビティですが、いろんな知識を身につけると、登山の幅が広がり、また違った楽しみを発見できるかもしれません。

みなさんからも面白いおすすめな本があれば教えてください😀

ちなみにKindle本は、『Amazonプライム』や『Kindle Unlimited』に登録すると無料で読めるものもありますよ

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました!

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ウエッキー
ランニングと山が好きな人

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