登山

【中央線沿線登山】広い山頂と好展望・百蔵山→扇山→犬目丸の新緑縦走

今回は中央線沿線百蔵山(1003m)、扇山(1138m)、犬目丸(861m)の縦走コースを紹介します。

コースは猿橋駅から百蔵山→扇山→犬目丸を経て、梁川駅をゴールとするコースです。

百蔵山、扇山は山梨百名山秀麗富嶽十二景に選ばれるほどの名山なので、展望も抜群🗻

犬目丸は静かな展望地で、こちらも開放感ある景観を楽しめます。

コースレポと共に情報をまとめてみたので、中央線沿線の登山に興味がある人の参考になれば嬉しいです😀

自然災害等により、コース状況が変わる場合もありますので、登山の際は最新の情報をご確認下さい。

百蔵山・扇山・犬目丸 基本データ

百蔵山扇山は、JR中央線「猿橋駅」から「梁川(やながわ)駅」の北側に位置するお山です。

それぞれ堂々とした立派な山容のため、山梨百名山秀麗富嶽十二景に選ばれています。

犬目丸は、扇山から東へ30分程歩いた場所にある、隠れた展望地です。

コース上には踏み跡もしっかりあり、危険な箇所はありませんでした。

扇山から犬目の集落までは、分岐にある案内標識の文字が薄くなっていたため、ルートの確認をしっかりしましょう。

唯一迷いそうになったのは、犬目から梁川駅へ向かう道中です。

そのあたりの詳細は、コースレポにまとめてあります。

標高 百蔵山:1003m
扇山:1138m
犬目丸:861m
所在地 山梨県大月市・上野原市
エリア 大菩薩連嶺
登山適期  3月から12月

百蔵山(山梨百名山)
大月市が定めた秀麗富嶽十二景の七番山頂
南側の展望が開け、眼下には猿橋大月市街、顔を上げれば道志山塊の景観が良いです。
また、空気が澄んでいれば端正な富士山が拝めます。
山頂には桜の木が植えられ、見ごろは4月中旬から下旬。
約40人ほど滞在できる広さの山頂は、のんびりと景色を見ていられます。

扇山(山梨百名山)
こちらも秀麗富嶽十二景の1つで、六番山頂
山名通り、扇を広げたような形が特徴のお山です。
山頂付近は横に長く、お昼休憩に最適な広場があります。(100人位はゆったり過ごせます
丹沢山塊から富士までの眺めが良く、中央線沿線の中で人気が高い山です。

犬目丸
旧甲州街道の宿場町であった犬目の北側にあるお山です。
開けた展望地からは、目の前の倉岳山髙柄山の眺めが良く、目を落とすと西側に大野貯水池四方津の街並みが見えます。
ちなみに現在の犬目は民家が軒を連ねており、宿場町の面影はありません。
犬目直売所前(公衆トイレあり)にある「犬目宿碑」が、その名残を示しています。

大月桃太郎伝説
大月市には、あの桃太郎の伝説があるのをご存じですか?
百蔵山」「犬目」「鳥沢」「猿橋」「九鬼山
桃太郎の登場人物・動物たちに由来する地名がたくさんあります。
ちなみに「百蔵山」の麓の村から、桃が落ちたのが「桂川」、
桃が流れ着いた先が上野原市の「鶴島」、
鬼退治の舞台になったのが「岩殿山」だそうです。
大月市のHPに詳しく載っているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

今回のコース上のトイレの場所は、以下になります。
・大月市営総合グラウンド
・百蔵山登山口(100円チップ)
・犬目直売所(下山口から5分ほどの場所、近くに自販機もあり)




百蔵山・扇山・犬目丸 コースデータ


コースデータ詳細:【】内は通常コースタイム

  • 猿橋駅(標高約328m)→【0:30】→登山口(市営グランド)(標高約443m)
  • 登山口(市営グランド)→【1:20 】→表登山道分岐(標高約892m)
  • 表登山道分岐→【0:10】→百蔵山(標高約1003m)
  • 百蔵山→【0:45】→宮谷分岐(標高約770m)
  • 宮谷分岐→【1:45】→扇山(標高約1138m)
  • 扇山→【0:35】→犬目丸(標高約861m)
  • 犬目丸→【0:45】→犬目(標高約508m)
  • 犬目→【0:30】→大田峠(標高約413m)
  • 大田峠→【0:20】→梁川駅(標高約286m)

通常コースタイム:約6時間40分(休憩含まず)

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コースレポート

猿橋駅→市営グランド→百蔵山

百蔵山扇山は、中央線沿線で人気のある縦走コースです。

前回は「鳥沢駅」から登ったので、今回は逆ルートの「猿橋駅」から登ってみました。(登山日は21/5/9)

猿橋駅に降り立つと、さっそく百蔵山(左)扇山(右)がお出迎え。

北口から出発し、歩道橋わきの甲州街道を右へ曲がります。
(左に曲がると、セブンイレブンがあります)

曲がったら、一つ目の信号を左折し、桂川を渡ります

桂川に架かる橋からも、百蔵山扇山の展望が見事です。
中央道(赤い橋)を越え、T字路にぶつかるまで進むと、百蔵山登山口の案内標識があります。

あとは案内標識に従い、大月市営グランドを目指します。

道なりに歩いて行くと、市営グランドの駐車場に到着。

少し先にY字路があるので、そこを左へ曲がります。
(ここまで約2km、ゆっくり歩いて30分)

その後も案内標識に従って歩き、住宅街の急坂を越えると、以下の分岐にたどり着きます。
どちらも百蔵山に行けますが、今回は左ルートで行くことにしました。
右ルートは急坂なので、下山には向かないようです)

住宅街の急坂はまだまだ続き、100円チップのトイレを過ぎると、ようやく山道に入ります。

木漏れ日が気持ちのよい杉並木を登っていくと、
みずみずしい緑のトンネルが待っていました。

この先にはベンチ付きの展望地があり、一休みできます。

展望地からの富士山方面の眺めは、アカマツに遮られイマイチでしたが、

南西の倉岳山方面は視界が開けていました。

展望地を後にし、再び緑に覆われた登山道を進むと、百蔵山の鞍部に到着します。
ここから頂上までは10分ほど。

まぶしい緑の尾根道は、歩いているだけで癒されました。

穏やかな登山道を登っていくと、百蔵山(1103m)に到着。
山頂には桜の木が植えられていて、お花見シーズンの四月下旬は大勢の人でにぎわいます。

南側は開放的な空間が広がり、目の前の九鬼山や、その奥の御正体山杓子山の眺望が良かったです。
肝心の富士山はというと、空が霞んでしまっていて、うっすら見える程度でした😢

山頂は40人は滞在できる十分な広さがあるので、のんびりと山ご飯も楽しめますよ。



百蔵山→扇山

10分ほど景観を楽しんだ後は、扇山へ。

すぐ現われる百蔵浄水場への分岐をスルーし、急坂を下っていきます。
(百蔵山から浄水場までのコースは急坂です。百蔵山単独で登る場合は、反時計回りで登った方がリスクは少ないです)

急坂が終ると歩きやすい道が続き、たまに吹くそよ風が気持いい😀

宮谷への分岐を過ぎると、しばらく緩やかな道が続きますが、カンバノ頭(818m)を過ぎたあたりから急登がはじまります。(カンバノ頭はピークを巻きます)
一気に300mほど登るなかなかハードなもので、妻はヘロヘロになりながら登ってましたw

この急坂は大久保山(1109m)まで続きます。
ここでようやく一段落、ここから先は緩やかな道に変わります。
(ちなみに大久保山は展望がありません)

鳥沢駅への分岐を通過し、広葉樹に囲まれた緩やかな尾根を進むと、

扇山(1138m)山頂が見えてきます。
山頂付近はご覧の通り、広々しており、木陰で昼寝をしてる人もいました。
(100人くらいは、ゆったり出来るスペースがあります)

扇山からは富士山がクッキリ見えるはずなんですが、霞んでしまって、雲だか富士山だかわからないレベルでした😭
富士山以外は、丹沢道志方面の展望を楽しめます。

扇山へは鳥沢駅から複数のコースがあり、5月上旬に登るなら、約3万株の山ツツジが群生している「ツツジ群生コース」がオススメです。




扇山→犬目丸→犬目→梁川駅

扇山でお昼休憩の後は、兼ねてから興味があった、旧甲州街道の宿場町「犬目へ。

しばらくは、下り基調の尾根道を歩きます。

途中、鳥沢駅への分岐がありますが、そちらへは進まず左の登山道へ

標高が下がると植生も変わり、また違った景観が楽しめました。

しばらく行くと犬目」「見晴台」と書かれた案内標識がある分岐に到着します。

この見晴台というのは、最近では犬目丸と言うそうです。
歩いて5分ほどなので、犬目に下りる前に犬目丸に寄り道します。(矢印の方向です)

犬目丸(861m)に辿り着くと、なかなかのビュースポットでした。

中央道をはさんで倉岳山高畑山

四方津(しおつ)駅にむかう途中にある、大野貯水池方面の景色が楽しめます。

ちなみに犬目丸の表示板は、ミズナラの幹に収まっていました
犬目丸で景色を楽しんだ後は、先ほどの分岐まで戻り、犬目を目指します

細い植林のジグザグした登山道を下って行くと、

犬目」と「大滝不動」の分岐が見えてきます。
どちらも犬目へ行けますが、今回は直進コースを選択。
(右へ曲がると君恋温泉ですが、廃業しており、日帰り入浴は出来ません

踏みならされた緩やかな道を進んでいくと、

車道に合流します。

車道に出て左方向へ進むと宝勝寺があり、犬目慈母観音という立派な観音様がいらっしゃいました。

宝勝寺を少し進むと、犬目に到着です。

昔の雰囲気が残った宿場町を期待していたのですが、民家が立ち並ぶ普通の集落でした。
梁川駅へは、赤矢印の路地を右折します。

右折せずに真っ直ぐ進むと犬目直売所があり、その前には「犬目宿碑」が建てられています。(公衆トイレと自動販売機もあり

また近くには、凜とした雰囲気の犬島神社があります。あたりは綺麗に清掃されていて、大切にされてるのがわかる立派な神社でした。

犬目の散策が終わったら、梁川駅へ。

先ほどの路地を曲がりゴルフ場のわきを下っていくと、中央道が見えてきます。

中央道を通過すると、太田バス停が見えてくるので、そこを右に曲がります。

しばらく進むと民家が見えてきますが、民家方面には進まずグルっと回って坂道を上がります
私はここで「梁川駅」の標識を見逃し、民家方面に迷い込んでしまいました。。

ここからは再度、山道に入ります。

15分ほど山道を歩くと、車道が現われ、あとは道なりに歩けば梁川駅に到着です。

今回の山行は、鮮やかな新緑と気持ちの良いそよ風が印象に残る山歩きとなりました🙂

扇山の北側にある権現山も気になるので、紅葉の時期にまたこの山域を訪れたいと思います。



登山便利グッズ

Buff(バフ)はあると便利な高機能ヘッドウェアです。汗を素早く吸収し、尚且つ速乾性防臭機能もあります。デザイン性もよく、10通り以上のアレンジが可能です。


スノーピークの超軽量(178g)折りたたみ傘収納サイズも22cmと小型で、ザックに入れておけば、突然の雨にも安心


ジェットボイルフラッシュは、0.5リットルの水を約1分40秒沸騰させます。コーヒー用のお湯も、カップラーメン用のお湯も、あっという間に沸騰します。日帰りでもテント泊登山でも重宝する優れ物です。

 

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温泉・お風呂

湯立人(ゆたんど)鉱泉2021/5月現在休止しています
【入浴料】1000円
【営業時間】土・日曜日の12時~17時のみ営業
【備考】猿橋駅から歩いて約10分。詳しくは大月市のHPにて
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地図情報

25000図:百蔵山、扇山、犬目丸、周辺図

百蔵山へのアクセス

※今回紹介したコース用のアクセスです。

公共交通アクセス

【電車】JR中央本線「猿橋」駅(新宿駅から約1時間30分ほど)

マイカーアクセス

大月市営総合グラウンド駐車場
【駐車台数】約100台
【料金】無料
【営業時間】24時間
【備考】トイレあり

百蔵山登山口駐車場
【駐車台数】約5台
【料金】無料
【営業時間】24時間
【備考】駐車場手前の浄水場そばにトイレあり




まとめ

「百蔵山~扇山~犬目丸の縦走レポ」はいかがだったでしょうか?

今回訪れたのは5月上旬だったので、緑あふれる稜線歩きを楽しめました。

百蔵山と扇山には多彩なコースがあるので、距離を短くしたり長くしたり、自分のレベルに合わせた距離調整が可能です🙂

今回の山行の魅力をまとめると、こんな感じになります。

・百蔵山、扇山、犬目丸とも展望良好
・休憩しやすい広い山頂
・よく踏まれた歩きやすい登山道

登山口は駅からは離れた場所にありますが、百蔵山と扇山をつないだ縦走は、ハイカーに人気のコースなのでぜひ訪れてみてください😄

猿橋駅をゴールに設定し、下山後は日本三大奇橋の一つ猿橋を見物するのもオススメです。

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました!

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ウエッキー
ランニングと山が好きな人

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