今回は奥多摩三山の一つ三頭山の紹介です。
三頭山はその名のとおり、3つの山頂がある珍しいお山で、天気の良い日は西峰からの富士山や丹沢山地などの眺望を楽しむことができます。
コースは三頭橋からムロクボ尾根経由で三頭山、そして槇寄山を経て数馬の湯というコースです。
このコースの魅力は、なんといっても緑溢れる尾根歩き!
マイナスイオンを思う存分味わえば日頃のストレスも吹き飛びます!
コースレポと共に登山情報をまとめてみましたので、是非ご覧ください。
三頭山基本データ
三頭山は大岳山と御前山とならび奥多摩三山の一つに数えられ、山頂は西・中央・東と三つのピークからなっています。
山頂付近ではブナの森が広がり、新緑の季節は美しい緑におおわれ、森林浴にもってこいなお山です。
奥多摩湖方面や東京都檜原都民の森からもアクセスができるので、幅広いコース設定が可能です。
頂上からは富士山方面と奥多摩方面の展望がいいです。
標高 | 1531m(中央峰) |
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所在地 | 東京都 |
エリア | 奥多摩 |
登山適期 | 4月から11月 |
登山情報 | 奥多摩ビジターセンター |
コースデータ
コースデータ詳細:【】は通常コースタイム
- 深山橋(標高約535m)→【2:00】→ヌカザス山(標高約1175m)
- ヌカザス山→【1:30】→三頭山(標高約1531m)
- 三頭山→【1:50】→槇寄山(標高約1182m)
- 槇寄山→【1:05】→仲の平(標高約666m)
通常コースタイム:約6時間25分(休憩含まず)
コースレポート
当初は麦山の浮橋からヌカザス尾根で三頭山の予定でしたが、浮橋が写真のとおり通行止めでした。(登山日は2020/8/9)
(最新の情報は奥多摩ビジターセンターにてご確認ください)
そのため登山口を急遽、三頭橋からのムロクボ尾根経由に変更。
三頭橋までは小走りでアクセス。
(奥多摩駅からバスで深山橋または陣屋で下車しても三頭橋にアクセス可能)
三頭橋を渡るとすぐ右手に登山口があります。
スタートからヌカザス山までは、かなりの急坂が続きます。
登れば登るほど険しさが増しますが、緑の景観に癒されながら進んでいきます。
ヌカザス山は展望がないのでスルー。
少し進むと入小沢ノ峰の標識があり、ここからは緩やかな登山道に変わります。
都民の森コースへ合流すると、数多くの登山者とすれ違うようになりました。
三頭山西峰へ到着すると、立派な山頂標識が迎えてくれます。
東峰、中央峰も往復10分もあれば行けますが、展望は西峰がおススメ。
北側からは富士山方面が見えますが、この日はガスってました。。
反対側からは雲取山や奥多摩湖が望めます。
下山ルートは槇寄山経由で数馬の湯を目指します。
下山途中にあったブナの路もいい登山道でした。
緑の眺めもいいけど、秋の真っ赤な姿もみてみたいブナ達でした。
ここから先は結構な急坂が続くので、慎重に下ります。
槇寄山に到着するとベンチが目に入り、しばらく休憩。
富士山方面の展望が開けてますが、この日は展望がゼロでした。。
天気が良ければ丹沢や大菩薩嶺などもみえるようです。
槇寄山を後にし、西原峠を仲の平方面へ降りて行きます。
登山道が終り民家の裏手へ出て、道沿いに進むとゴールの数馬の湯に到着です。
気持ちのいい温泉で汗を流し、帰路は武蔵五日市駅までバスの中で熟睡。
一週間の疲れを癒す充実した山歩きが楽しめました。
今回のこのコースは高度上昇量が約1306m、高度下降量が1215mと中級レベルのコースなので、時間に余裕を持ってコース設定するとより楽しめると思います。
避難小屋
三頭山から大沢山の間に三頭山避難小屋があります。(トイレつき)
中もログハウス風で清潔に保たれてました。
地図情報
コース高低差
三つ段段になってるのが三頭山山頂です。
高度上昇量:約1306m、高度下降量:1215m
移動距離:約12.5㎞
ムロクボ尾根アクセス
公共交通アクセス
深谷橋バス停:奥多摩駅からバスで約35分。
バスの時刻表および料金は西東京バスのHPでご確認ください。
マイカーアクセス
川野駐車場:20台(無料)トイレあり。
川野ゲートの先にあり夜間通行禁止時間があるようです。
詳しくは西多摩建設事務所 > 奥多摩周遊道路へ。
陣屋バス停付近駐車場:16台(無料)トイレあり。
早朝発の場合に川野駐車場の代替として利用可能です。
三頭山は東京都檜原都民の森からもアクセスできます。
コースは東京都が整備しているので、初級者の方はこちらからの登山がおススメです。