本記事では、東京都渋谷区にある代々木公園のランニングコースを紹介します。
代々木公園の魅力といえば、緑豊かなクロカンコース。
土のにおいと森からあふれるマイナスイオンが、走るモチベーションを高めてくれます。
木陰もたくさんあるので、暑い時期のランニングにも最適です。
自然の路面を走るため「足にやさしい」「バランスを鍛えられる」などの効果もあります。
クロカン以外のコースも道幅が広く走りやいので、初心者からベテランランナーまで大勢の人が楽しんでいました。
コースレポと共にコインロッカー、銭湯などの情報をまとめてありますので、いつもと違った環境でランニングを楽しみたい方の参考になれば嬉しく思います。
代々木公園の概要
代々木公園は、23区の都立公園で5番目の広さを持つ公園です。
戦前は陸軍の練兵場、戦後は米軍宿舎、その後、東京オリンピック選手村を経て、公園として整備されました。
公園の特徴を一言で表すと「緑におおわれた都会のオアシス」。
空が広く、緑の匂いが気持ちよい公園なので、都心のランナーに人気です。
園内は広々とした芝生広場がそこかしこにあるので、ランニング後にシートを敷いてストレッチをしたり、横になってゴロゴロできます。
所在地 | 東京都渋谷区 |
---|---|
路面 | 不整地、ロード |
走りやすさ | |
道幅広さ | |
景色 | |
信号機 | なし |
給水 | 水飲み場・自販機・売店あり |
トイレ | コース脇に複数あり |
HP | 代々木公園 |
公園の敷地は自然豊かなA地区と、400mトラック(織田フィールド)のあるB地区に分かれています。
本記事で案内するのは、A地区のランニングコースです。
全体図:
代々木公園クロカンコース(2.9km)
※分岐や迷いそうな箇所に番号をふりました。コースレポの写真と合わせてご確認ください。
クロカンコースのスタート地点は、南門の以下の場所からです。
周回コースなので、どこからスタートしてもOKですが、荷物を預けた織田フィールドのコインロッカー(200円)から1番近いため、ここをスタート地点としました。
スタートすると早速、都心のど真ん中とは思えない自然がお出迎え。
しばらくは、踏み跡と公園の黒い鉄柵に沿って走っていきます。
渋谷門を通り過ぎ、
再び、森の中へ。
落ち葉に覆われた土の上を園内を出るまで進み、原宿門広場へと向かいます。
原宿門広場から再び園内へ入り、矢印の方向へ進みます。
建物に沿って走り、右へ曲がると、
公園の外周に踏み跡があるので、それを目印にして走ってください。
この辺りが1番迷いやすいところです。分岐に差しかかったら、右へ右へと進みましょう。
公園の大通りにさしかかったら、右折してください。
しばらく進むと、以下の掲示板が見えてくるので、その先を右へ曲がります。
ここからがクロカンコースの最大の見せ場。
森の生命力を感じる緑がまぶしいコースです。
途中、狭まった箇所を通過するので、接触に気をつけましょう。
緑に包まれたコースは、まだまだ続きます。
一度立ち止まり深呼吸をしてみると、木々の匂いが感じられ、気持ちがいいですよ。
黒い柵が現れ、奥にベンチが見えてきたら、その先を右折します。
道なりに進んでいくと、
以下の分岐に差しかかるので、奥に見える建物の方へ進んでください。
ここからは先は普通の路面に変わり、道幅も広くなります。
走りやすい道を進み、坂を下った先の分岐まで来たら、左に大きく曲がります。
ちなみに左に曲がらず、そのまま外周を走ることもできますが、ビニールハウスが乱立しているため、景観がよくありませんでした。。
左折後は上り坂を登り、その先の分岐を右へ曲がります。
空が開けた気持ちのいいコースを進んでいくと、道が二手に分かるのでコースの右側を走りましょう。
少し進んだ先の十字路を右折すると、スタート地点の南門に戻りゴールです。
約3kmのこのコースは、常に緑が途切れない走りやすいコースでした。
23区内でこれだけの自然を味わえる公園はなかなかありません。
ちょっと複雑なコースですが、慣れるまではゆっくりと森林浴を楽しんでみてください。
代々木公園ランニングコース(1.7km)
代々木公園には、気持ちよく走れるロードのコースもあります。
こちらではわたしがオススメする緑に囲われた1.7kmコースを紹介します。
曲がる場所も1箇所だけなので、はじめて訪れる人でも迷わず走れますよ。
スタート地点は「原宿門」から入った先にある売店前の以下の場所からです。
コースはご覧のとおり広々としており、都心の真ん中にあるとは思えないほど、開放感があります。
樹林体エリアでは、木々の合間から差し込む光が心地良く、心を落ち着かせてくれました。
コースはここまで道なりなので、迷うような箇所はなく、景色を堪能しながら走れます。
「噴水池の広場」まで来たら、そこを右へと曲がります。
水路の左側をそのまま進み、
「白いゲート」を抜けると、スタート地点に戻れます。
1.7kmと短いですが、みずみずしい緑に包まれたコースなので、何周走っても飽きません。
もちろん、このコース以外にも走れるところはたくさんあります。
噴水池や、イチョウ並木、5本ケヤキなど見どころ満載の公園なので、自分なりにアレンジしながらが楽しんでみてください。
ランニング便利グッズ
フレーム2本と交換レンズ5枚(偏光レンズは1枚)がついて、2,480円(Amazon価格)。
普段使いのランニングで使うには十分なスペックのサングラスです。
Amazonレビューでも概ね好評なので、サングラスをよく無くす人、安くていい物が欲しい人にはおすすめの一品。
あると便利な1枚。汗を素早く吸収し、なおかつ速乾性や防臭機能もあります。デザイン性もよく、10通り以上のアレンジが可能です。
愛用の骨伝導ワイヤレスイヤホン。
耳の穴を塞がないので周囲の音がよく聞こえ、安全に走れます。
レース中に音楽を聴いていても、応援の声が耳に入るので、モチベーションアップにつながりま。
立ち寄りスポット
明治神宮
明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とした日本を代表する神社です。
70万平方メートルからなる人工林は、全国から献木された約10万本を植栽し、作られました。
多種多様な植物で構成される豊かな杜は、23区内で1番緑が深いと言っても過言はありません。
その壮大さと神秘さに心が癒されるでしょう。
ぜひ心を休めに訪れてみてください。
代々木八幡宮
代々木八幡宮は、代々木公園の裏手に位置し、応神天皇(八幡さま)をお祀りしています。
1212年に創建され、古くから代々木周辺の人たちに親しまれてきました。
雰囲気のある境内は、空気が澄みきっていて、まるでパワースポットのようでした。
訪れた人にエネルギーを与えてくれる神社なので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
代々木公園周辺のランニングステーション
代々木公園陸上競技場:通称、織田フィールド
織田フィールドは代々木公園内にある陸上競技施設です。
以下の曜日は一般開放されており、誰でも使用できます。
【利用可能日】
・水曜日
・第1日曜日
・第3土曜日
・予約のない火曜日・金曜日・土曜日の夜間(18:00~21:00)
【特徴】ロッカー・更衣室・シャワー完備
【料金】無料
その他詳細は代々木公園の公式HPをご覧ください。
&MOSH(アンドモッシュ)
代々木八幡にあるランニングステーション。
カフェも楽しめるおしゃれな外観のお店です。
【特徴】ロッカーは男女共用、シャワー付き更衣室が3部屋あり
【料金】880円
【駐車場】なし
【営業時間】
平日:9:00~20:30(close 22:00)
土日祝: 9:00~16:30(close 18:00)
【定休日】不定休
【備考】代々木公園まで約500m
その他詳細は&MOSHの公式HPをご覧ください。
代々木公園周辺の銭湯
八幡湯
【特徴】見事な富士山のペンキ絵あり
【料金】520円
【駐車場】なし
【営業時間】15:30~24:00
【定休日】金曜
【備考】ランステ利用可、代々木公園から1番近い銭湯
清水湯
【特徴】サウナもあるモダンなビル銭湯
【料金】520円
【駐車場】2時間まで無料
【営業時間】平日:12:00~24:00・土日祝:12:00~23:00
【定休日】金曜
【備考】土日祝日は混雑のため、ランステ利用不可
コインロッカー
織田フィールド前と野外ステージ裏にあります。
利用料はM:200円、L:300円、LL:500円です。
代々木公園へのアクセス
公共交通アクセス
JR山手線「原宿駅」:徒歩約3分
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」:徒歩約3分
東京メトロ千代田線「代々木公園駅」:徒歩3分
小田急小田原線「代々木八幡駅」:徒歩6分
マイカーアクセス
代々木公園駐車場:65台
【利用時間】24時間
【料金】1時間まで600円、以後30分毎に300円
【最大料金】入庫後12時間で2400円(それ以降繰り返し適用)
まとめ:緑あふれる公園でランニングを楽しもう
以上、代々木公園のランニングコースの紹介でした。
特徴を振りかえると、以下の通りです。
- 代々木公園は心落ち着く自然の宝庫
- クロカンコースは、緑に包まれた癒しの空間
- クロカンコース以外も道幅が広く、走りやすい
最近、緑をみていないなーという方はぜひ、訪れてみてください。
きっと充実した1日を過ごせるはずですよ。
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